王道以外を欲しているあなたに
2026.3.04
「グレンモーレンジとか、グレンリベットとも大好き。でも、今夜は少しだけ違う景色が見たいな、少しだけ変わり種が飲みたい!って人におすすめです。」
王道のスペイサイドやハイランドももちろん素敵ですが、次に手を伸ばすべき「少しだけ変わり種」をお探しなら、ぜひ、グレンスコシアを!
かつての「世界のウイスキーの首都」
グレンスコシアがあるキャンベルタウンは、「世界のウイスキーの首都」と呼ばれていました。
今や稼働しているのはわずか3つとなってしまいましたが、グレンスコシアは1832年の創業から、その激動の歴史を生き抜いてきました。
100年前の道具が今も息づく「手仕事」の味
秘密は、伝統を大切にしている製法にあります。
100年モノの道具たち:
100年以上前のヴィクトリア朝時代から使われている鋳鉄製のマッシュタン(糖化槽)や、1956年製の希少な「ロバート・ボビー」社製のミルが、今も現役で動いています。
「遅ければ遅いほど良い」発酵:
平均して128.8時間という、驚くほど長い時間をかけて発酵させます。 この「ゆっくり」が、ウイスキーに魔法のような甘みをもたらします。
潮風の熟成:
キャンベルタウン・ロッホ(入り江)のすぐそばにある熟成庫で、独特の潮を含んだ海の空気を吸い込みながら眠ることで、あの独特のキャラクターが育まれます。
王道は飽きちゃった人にこそおすすめしたい「グレンスコシア 10年」
「変わり種」としてまず試していただきたいのが、日本初上陸となった「グレンスコシア 10年」です。
フルーティーでクリーミーなバニラ。そして潮の余韻。
ストレート、ロックがおすすめですが、ハイボールにすると、かなりスッキリしたハイボールになります。
この「潮っぽさ」と「フルーティ」のハーモニー。
あくまで私の感覚ですが、「グレンリベットとグレンモーレンジの良いところを合わせて、そこに潮っぽさをひとさじ加えたような感じ。
ぜひ、スタンダードクラスでちょっと変わり種飲んでみたい方はお試しを🎵

【谷本からの補足】この「グレンスコシア 10年」はまだ情報が少なく、ここでお伝えした感想も、あくまで私個人の感じた一例です。
ウイスキーの楽しみ方に、決まった正解はないと思っています。
ストレートでも、ハイボールでも、もしくは、味覚じゃない他の何かでも、
あなたが「好き!」「尊い!」と感じたその瞬間こそが、そのボトルにとっての一番の正解だと私は思います。
出逢いは必然。Rum&Whiskyの世界へようこそ。
【この記事を書いた人】
谷本 美香(Mika Tanimoto)
株式会社Little.m 代表取締役/オーナーバーテンダー
広島・流川で2006年からウイスキーとラムの専門店「Bar Little Happiness」を営む。国内外の蒸溜所を訪ね、造り手の話をコラム「ウイスキーとラムの手帖」に綴っている。広島市優良技能者。
「ウイスキーもラムも、造り手の想いに触れたとき、もっと美味しくなる」
【お店の情報】📍 Bar Little Happiness
広島市中区流川町5-14 Rolling流川 1F
月〜土 19:00〜24:30/日 19:00〜24:00(店主が蒸溜所へ旅に出る日はお休み)
ノーチャージ・予約不要
🛒 遠方の方はオンラインショップからもお求めいただけます。