マルスウイスキー「ザ・ラッキーキャット チョコ&ルナ」に宿る猫たちの絆|
2026.3.02
本坊酒造が手掛けるマルスウイスキーの「ザ・ラッキーキャット」シリーズ。
オーナーの本坊社長が共に暮らしてきた愛猫たちをモチーフにしたこの物語は、現在、第十二弾となる「チョコ&ルナ」まで続いています。
今回は、鹿児島と長野、二つの地でウイスキーを醸す「マルス」という大きな枠組みの中で、猫たちの個性がどのようにブレンドへ昇華されてきたのか、お届けします。
「マルスウイスキー」が描く命の軌跡。天国のアッシュからメイまで、本坊家を見守り続けた優しきレジェンドたち
このシリーズの根底には、今は亡き猫たちが築いてきた深い絆があります。
- 【賢い・優しいパートナー系】(レジェンド)
- アッシュ(Ash / 第二弾):
- 1999年に出会った、オーナーにとって「男同士の対話ができる」無二のパートナー。

- ミント(Mint / 第三弾):
- 生後三ヶ月で棲みついた入り猫。賢く凛とした「我が家の主」として、16歳になっても別格の存在感を放っていました。

- 【甘えん坊・おっとり派】
- サン(Sun / 第一弾):
- シリーズの幕開けを飾った、とにかく甘えん坊な子。

- メイ(May / 第四弾ほか):
- 雨の夜に拾われた臆病な子。忍者のように気配を消すのが上手で、エキセントリックながら甘えん坊な長老でしたが、2025年3月に20歳で天国へ召されました。

彼らが紡いできた愛おしい時間は、今、新しい世代の猫たちへと引き継がれています。
「本坊家」のリアルな現在地。おてんば娘チョコとルナ、そして新入りソラが奏でる賑やかな不協和音
現在、本坊家で暮らしているのは4匹(だと思われます)。
しかし、かつての「賢い主」がいた時代とは、コミュニティーのカラーが劇的に変化しています。
- ハナ(Hana):
- 今の家族で唯一の【おっとり派】。奥様のベッドが大好きな、優しいお姉さんです。

- チョコ(Choco):
- 【おてんば派】。活動的な「ワンダーガール」でありながら、実はとにかく人に纏わりついて甘えたい寂しがり屋。

- ルナ(Luna):
- 【おてんば派】。先輩チョコを圧倒するやんちゃぶりですが、一人の時間を愛するクールな三毛猫。

- ソラ(Solla):
- 2025年6月に加わった、マロンクリーム色の【おてんば(やんちゃ)派】。久しぶりの男の子。

そう、今の本坊家は、おっとりしたハナを除けば、チョコ・ルナ・ソラの全員が「好奇心旺盛・おてんば派」という属性に偏っているんです!(商品ページを紐解くと)
長老メイが去り、ソラが加わったことで、かつては折り合いのついていたチョコとルナの関係までもが、最近は少し「ギクシャク」し始めたのだとか。
「マルス」のブレンディング技術が昇華した第十二弾。チョコとルナの距離感から生まれた、複雑で美しいハーモニーの真実
本坊社長はこう綴っています。「メンバーが変わると全体の関係性にも影響するのか…??」と。
これはウイスキーのブレンドにおいて、極めて重要な問いかけです。
特定の蒸溜所という枠を超え、多様な原酒を操るマルスのブレンディング技術。
かつてのシリーズが穏やかな個性の「和」だったとするならば、今回の第十二弾「チョコ&ルナ」は、「個性のぶつかり合い」をあえて表現しているように感じます。

「甘えたいチョコ」と「一人でいたいルナ」。
この二匹の少しギクシャクした距離感を表現するかのように、今回のボトルは甘いフレーバーと野性味ある余韻が調和する構成になっています。
ブレンドとは、単に仲の良いもの同士を合わせることではありません。
異なる性質を持つ原酒たちが、反発し、引き立て合うことで生まれる「複雑なハーモニー」。

「全員が仲良く暮らしてほしい」という家主の願いが、いつか最高に熟成されたブレンドへと繋がることを願って。
【谷本からの補足】このチョコ&ハナに関しては情報が少なく、谷本個人の妄想がかなり入っていますので、ご了承ください。
出逢いは必然。Rum&Whiskyの世界へようこそ。
【この記事を書いた人】
谷本 美香(Mika Tanimoto) 株式会社 Little.m 代表取締役 / オーナーバーテンダー
広島県広島市で20年続くRum&Whisky専門店「Bar Little Happiness(リトルハピネス)」店主。
2006年の創業以来、ウイスキーとラムの感動を伝える専門家として活動しています。
バックバーには1,000本を超える希少なレア銘柄から、地元広島の「桜尾」まで幅広く取り揃えています。
• 多店舗経営: 本店に加え、カジュアルに愉しめる姉妹店「Rum&WhiskyハイボールBar」を直営。
• オンライン事業: 全国へ厳選ボトルを小瓶で届けるオンラインショップ運営。
• 執筆・情報発信: 専門コラム【ウイスキーとラムの手帖】を執筆。
・創業ストーリー:22歳、ワーキングプアだった私が見つけた光
Definitely very recommended, I hope to be able to come back here in a future Japan trip! Thank you so much, cheers from Italy!