ラオス・LAODI蒸留所訪問記①|再会と美食の旅から始まる「奇跡の物語」
2026.1.28
アジアの原風景が今も色濃く残る、ラオスの「LAODI(ラオディ)」蒸留所を訪ねました。
私が初めてLAODIの代表・井上育三さんに出会ったのは、2016年か2017年頃のことです。
たまたま見つけたJICA関連の小さな講演会で、会場にいたのはわずか15人ほどでした。
そこで語られた、異国の地で現地の人々を支えながら世界に誇れるラムを造るという井上さんの「社会貢献」と「酒造り」の志に、私は激しい衝撃を受けたのです。

今回の旅は、「日本ラム協会主催 第3回 LAODI蒸留所見学 & ラオス体験ツアー2026」に参加という形で参加しました。
井上さんも「きっと面白い出逢いがあると思うよ」とおっしゃっていたので、普段は基本的には単独行動もしくは少人数でしか動かないのですが、参加を決めました。
関西空港からハノイに入り、そこからのラオス!まぁまぁ遠かった笑。

(トランジットで寄った空港・チャイナマネーで美しい建築物!!)

驚くのが、うちのお店にもお越しいただいた方がいたりとか、業者さんとして担当してくださったことがある方だったりとかで、界隈が本当に狭い!笑。

頼みすぎの食事から始まった旅は、終始、同じ趣味をもつ人たちの集いで、楽しくスタートです!

蒸留所に到着すると、そこには2005年頃から井上さんが原生林を切り拓き、開墾して作り上げた見渡す限りのサトウキビ畑が広がっていました。
絞りたてのサトウキビ汁をそのまま発酵させる『アグリコール製法』の命とも言える場所です。
(↓長い動画ですが、ぜひご覧ください。ラオディに行った気分になれます(2倍速推奨))
実際に現地に立ち、スタッフの方々が働く姿や、井上さんの無二のパートナーであるシハタ・ラソン氏の温かな歓迎を受ける中で、
ここが単なる製造現場ではなく、「ラオスの誇り」として息づいていることを肌で感じました。

かつて井上さんは、信州のワイナリーで「酒造りとは、人が集うことなんだ」という原体験をされたそうです。

今回の旅で、立場や年齢を超えて多くの仲間と笑い合った時間は、まさにその哲学がこのラオスの地で形になっている証拠のようでした。

しかし、外国人がこの社会主義国ラオスで、国を代表するような蒸留所を築き上げ、維持していくのは並大抵のことではありません。
そこには、現在のLAODIを決定づけた「知られざる奇跡」の物語がありました。
ラオディ蒸溜所訪問記②は、この物語の核心、一週間で成し遂げた「奇跡」の瞬間へと続いていきます。どうぞ最後までお付き合いください。
出逢いは必然。Rum&Whiskyの世界へようこそ。
**顔出しして活動されてない方を、モザイク処理をしております**

【この記事を書いた人】
谷本 美香(Mika Tanimoto) 株式会社 Little.m 代表取締役 / オーナーバーテンダー
広島県広島市で20年続くRum&Whisky専門店「Bar Little Happiness(リトルハピネス)」店主。
2006年の創業以来、ウイスキーとラムの感動を伝える専門家として活動しています。
バックバーには1,000本を超える希少なレア銘柄から、地元広島の「桜尾」まで幅広く取り揃えています。
• 店舗経営: 本店に加え、カジュアルに愉しめる姉妹店「Rum&WhiskyハイボールBar」を直営。
• オンライン事業: 全国へ厳選ボトルを小瓶で届けるオンラインショップ運営。
• 執筆・情報発信: 専門コラム【ウイスキーとラムの手帖】を執筆。
・創業ストーリー:22歳、ワーキングプアだった私が見つけた光。
「ウイスキーもラムも、造り手の想いに触れたとき、もっと美味しくなる」
Definitely very recommended, I hope to be able to come back here in a future Japan trip! Thank you so much, cheers from Italy!