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【夢のコラボ】『銀河鉄道999』×戸河内2020—-山岡秀雄が選んだ奇跡

2025.11.24

まさに奇跡。メーテルが誘う、トンネル熟成の旅へ

ウイスキーを愛する者にとって、「WHISKY MEW」のリリースは、いつも興奮とロマンを運んできます。

そして今回、リトハピにとって、これほど興奮するボトルは他にありません。

不朽の名作『銀河鉄道999』、遥か銀河へと旅立つ列車とメーテル。

琥珀色を宿した原酒は、私たちの地元・広島が誇るSAKURAO DISTILLERYの「戸河内」シングルカスクです。

この奇跡的なコラボをプロデュースしたのは、業界の巨人、山岡秀雄氏。

今回は、なぜこの地元の桜尾が巨匠に選ばれたのか、その哲学と物語を深掘りします。

地元の誇り。廃線のトンネルが育む戸河内の個性

SAKURAO DISTILLERYは、世界遺産・厳島神社の対岸に位置し、瀬戸内の潮風を受ける海辺の蒸溜所です。

「戸河内ウイスキー」は、その場所とは対照的な山間部の貯蔵庫で生まれます。

その貯蔵庫とは、中国山地の奥深く、豊かな緑と清流に囲まれた場所にある廃線のトンネルです。

一年中冷涼な風が通り抜け、高い湿度を保つこの特殊な環境で、戸河内の原酒はゆっくりと、香りや味わいを育まれていきます。

海辺の蒸溜所で造り、山奥のトンネルで眠る。

この二面性こそが、戸河内ウイスキーの繊細で複雑なフルーティーさを育む秘密です。

このボトルは、そんな地元の風土と挑戦の歴史が詰まった、まさに広島の誇りそのものなのです。

業界の巨人、山岡秀雄氏が選ぶということ

元小学館の編集者として「物語を世に送り出す」ことに長けていた山岡氏は、その専門性とウイスキーLoverとしての情熱を、WHISKY MEWという形で具現化しました。

単に稀少なウイスキーを紹介するのではなく、その魅力の入り口へと誘うアプローチを提案しています。

また、圧倒的なテイスティング能力は、スコットランドのノージングコンテスト(テイスティング大会)で8回もの優勝歴を持つという事実が証明しています。

ウイスキー評論家、テイスター、そしてWHISKY MEWのプロデューサーである山岡氏の選定眼こそが、ボトルの品質を保証する、絶対的な基準なのです。

実は、私は以前のウイスキーフェスで山岡氏にお会いし、光栄にも写真を撮っていただく機会がありました。

そして先日、なんとここリトハピにもお越しくださったのです!!

恐れ多くて改めて写真をお願いすることはできませんでしたが、私のことをお店と共に認知してくださっていたことに感激でした💛

WHISKY MEWの哲学は、「物語とウイスキーの融合」です。

不朽の名作のラベルに、最もふさわしい味わいを組み合わせる。

ボトルを眺めながら、ストーリーを想像しながら・・・🥃

なんて尊い時間なのでしょう!!

今回、山岡氏はSAKURAO DISTILLERYを訪れ、戸河内貯蔵庫の無数の樽の中から、この「戸河内2020」のシングルカスクを厳選しました。

廃線トンネルの静けさ、『銀河鉄道999』の旅路、そしてグラスの中の液体、──それらを一本の線で結びつけた作品です。

『銀河鉄道999』ラベル/戸河内2020 テイスティング

山岡氏自身が「5年物とは思えないような熟成感」とが評した、このシングルカスク。

遥か銀河へと向かう列車のように、このウイスキーは複雑な甘さと力強いフィニッシュを持ちます。

トンネル貯蔵庫の冷涼な湿度がもたらした奇跡を、ぜひ体験してください。

Bar Little HappinessとWHISKY MEWの出逢い

リトハピでは、地元の誇りである桜尾蒸溜所のアイテムを深く愛し、優先的に取り揃えていますが、山岡氏の哲学が詰まったWHISKY MEWのボトルもまた、当店にとって欠かせない存在です。

今回の「銀河鉄道999」戸河内2020以外にも、山岡氏が選んだ特別なWHISKY MEWのコレクションをいくつかストックしております。

今夜、リトハピで、メーテルと共にウイスキーの旅へ出ませんか?


出逢いは必然。Rum&Whiskyの世界へようこそ。

Bar Little Happiness 谷本美香