広島市中区流川のバー Little Happiness 日曜日も営業

ラム酒の旅から帰国しました。

オーナー谷本です。

マルティニーク・マリーガラント・グアドループの蒸溜所23か所に行ってきました。弾丸!!!

見てきたことを皆さんにシェアします。

第一回は ラム酒クレマンと、華麗なる一族ハイオット家①

〜クレマン創業ストーリーから、現在の所有者(ハイオット家)に至るまで〜


1493 年 新世界への 2 回目の航海中に、クリストファー コロンブスがマルティニークにサトウキビを紹介します。



1852年 クレマン創設者であるホーマー・クレマンが誕生。

奴隷制度廃止の4年後。彼は仕立て屋の息子であり、解放された奴隷の孫)


1885年 ホーマー・クレマンはパリで医学を学んだ後、マルティニークに戻り、医師として働きました.

翌年町長に就任し、市議会議員や副議員も務めます。


1887年 破産状態のアカジュー農園をオークションで購入

彼は、家族と共に母屋に引っ越し、サトウキビの栽培農家になりました。


1917年 古い製糖工場の跡地に蒸留所を建設。ラム酒の製造を開始

第一次世界大戦中のフランスで、戦争によるアルコールの需要増加を受け、ビジネスチャンスと捉えた!


1923年 クレマンの死後、息子のシャルルが跡を継ぎ、蒸溜所の発展に尽力。

才能のあるエンジニアであり実業家でもあった彼は、生産設備を近代化し、蒸留業者組合を設立し、マルティニークのラム酒の発展に貢献します


1931年に、ラム酒を「アカジュー」という名前で販売

1938 年 火災により蒸留所が焼失。その後再建された工場により生産能力は 5 倍になります。

1940年 ラム酒のブランドを「ラム・クレマン」に改名。

1944年 「クレマン」ブランドを強調した最初の広告を開始


1946年 最初の熟成庫が建設され、クレマン家のメンバーの名前が刻まれた5つの熟成庫が増築。


1973年 シャルル・クレマンの死後、彼の息子たちは会社の発展に取り組み、フランスのボルドーでラム酒を販売し、輸出市場を開拓します。

その後、財政難と家族間のいざこざにより、同社は経営をコアントロー・グループに委託しましたが、状況を改善することはできませんでした。


1986年 バーナード・ハイオットと彼の家族が運営するGBHグループが買収。

創設者一族に敬意を表して、「ハビタシオン・クレマン」と、名付けられました。


1988年蒸溜所は閉鎖。現在は「ハビタシオン・クレマン」博物館として運営。

ラム酒自体は、グループが運営するシモン蒸溜所で製造されています。


このハイオット家が、華麗なる一族で、ぶったまげる事がたくさんありました。

次の投稿では、このハイオット家がクレマンを買収してから今までについて詳しく!!


リトルハピネス
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