サッチャー元首相とグレンファークラス105 広島バー リトルハピネス トハピブログ
2018.7.04
皆様こんばんは、リトハピです。
先日お休みだったので、知人に勧められた映画「マーガレットサッチャー鉄の女の素顔」を借りに行ったところ、貸出中でした。残念!

歴史に疎くてサッチャーさんが鉄の女と言われている所以も素顔も分からないのですが、このサッチャーさん、実はウイスキーとも関係が深いのです。
まず、お酒が好きでエールビールやスコッチウイスキーを愛飲していたのだとか(お酒を飲む場面は決して写真にとらせなかったらしいですが)
そんな彼女の好きな銘柄のひとつがこちら

「グレンファークラス105」
グレンファークラスはマッカランと同じくシェリー樽熟成で有名な蒸溜所。
しかしマッカランとは対照的に、オフィシャルボトルは繊細なニュアンスがハウススタイルなのですが、
こちらの105はアルコール度数60%の重厚タイプ。
こんな強いアルコールを愛飲していたなんて流石鉄の女!
また、対日本との酒税・関税の話では「同じアルコール度数なら同じ税率にすべき」という主張で、当時の竹下大蔵大臣を説き伏せ日本酒の級別性を廃止にしたり、スコッチウイスキーの関税を引き下げさせ、ウイスキーの価格を低くしたのも有名なお話。
これがあの1989年の等級廃止ですね!!
細かい説明はこちら↓
「サッチャー首相が日本に改革を求めた当時、輸入ウイスキーは当然、特級で1本1万円以上の価格も珍しくなかった。これに対して、焼酎はウイスキーと同じ蒸留酒なのだが「庶民の酒」との位置付けで、税制上の優遇を受け、低価格で販売されていた。
日本の酒税は、高い酒を飲む金持ちから税金を多く取る仕組みだったが、アルコール度数に連動して税金を納めるのが一般的なイギリスなどにしてみれば、「同じ蒸留酒のスコッチと焼酎の税率が異なるのは不公平で不当だ」となり、サッチャー首相を先頭に首脳レベルでの会談でも酒税の格差是正が取り上げられた。
こうした外圧に押される形で1989年、ウイスキーの等級は廃止されて輸入と国産の税率差が解消し、焼酎との税率格差も大幅に是正された。すると、輸入ウイスキーの価格が大幅にダウン。高級品として珍重する風潮が消え、空港の免税店で購入する必要もなくなった。」
そのせいで憧れの酒であったウイスキーがカジュアル酒になってしまい、日本人にとっては魅力ダウンという結果も招いてしまったとのこと。
ただ、一般の人間にも広く飲まれるようになったことで今日のウイスキーブームにつながったことも考えれば、個人的には「ナイスサッチャー!」と褒め称えたいところですね!
長いブログになってしまいましたので本日はこの辺で(^O^)
それでは本日も御来店をお待ちしております。
【この記事の背景と信頼性】 この記事は、広島・流川で2006年から続くBar Little Happinessのスタッフが執筆しています。
当店は、2006年の創業以来、ウイスキーとラムの感動を伝える専門家として活動するオーナーバーテンダー・谷本美香が経営しています。スタッフによるカジュアルな銘柄紹介だけでなく、店主がプロの視点で綴る専門コラムや、創業ストーリーなども公開しています。
• より深い銘柄の物語: ウイスキーとラムの手帖
• 店主・谷本の20年の記録: 22歳、ワーキングプアだった私が見つけた光。
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Definitely very recommended, I hope to be able to come back here in a future Japan trip! Thank you so much, cheers from Italy!